保険金の請求と支払基準

自賠責保険に加入している車両が事故にあった場合、自賠責保険の保険金に関する手続きを行うことになります。この手続きは、保険加入者から、加害者からのどちらも認められていますが、保険金支払いに至るまでの流れはおおむね同じです。
まず、加入者または被害者のどちらかから、損害保険会社へ自賠責保険の請求書類を提出します。次に、損害保険会社では、書類を確認の上で損害保険料率算出機構に調査依頼をし、依頼を受けた機構では事故の発生状況や事故とケガなどの被害の因果関係などを公正な立場からくわしくチェックし、折り返し損害保険会社に調査結果を報告します。損害保険会社では、機構からの調査結果を受けて、具体的な支払金額を決定し、加入者または被害者に保険金支払いを行います。
その際の支払金額ですが、これは個々の損害保険会社が独自に決定するのではなく、金融庁および国土交通省の告示によって、あらかじめ支払基準が一律に定められています。その上限額としては、完治するケガであれば120万円まで、後遺障害があれば4,000万円まで、死亡であれば3,000万円までとなっており、後遺障害の程度などによってもこまかな基準によって金額の増減があります。

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