死亡保険金の詳細 

死亡保険金とは、被保険者(損害の填補を受ける権利を有する者)が保険期間中に、交通事故で死亡することにより生命保険会社が保険金受取人に支払う金銭のことです。
自賠責保険からは、死亡者1名につき3000万円まで保証されますが、超えた分は任意保険から支払われます。
自賠責保険の補償の中には、葬儀費・慰謝料・逸失利益の3つが含まれています。
葬儀費は、60万円とされることが多いです。
慰謝料には、死亡者本人に対する慰謝料350万円と遺族への慰謝料があります。
遺族への慰謝料の額は、最高でも750万円で、被害者に扶養家族がいるときは200万円が加算れます。
逸失利益とは、本来事故がなければ得られたであろう給与や収入等を指します。死亡した場合は、収入も失いますが、その後の支出もなくなるので、損益相殺として生活費を控除する必要があります。
死亡逸失利益の計算方法は、【1年当たりの基礎収入✕ (1-生活費控除率)✕ 稼働可能期間に対応するライプニッツ係数(またはホフマン係数)】。
稼働可能期間の終期は、原則67歳とされています。したがって、40歳で交通事故死すれば、27年が稼働可能期間となります。
加害者が任意保険に加入している場合は、加害者が加入している任意保険会社が窓口となり、自賠責保険と任意保険の賠償金を一括して被害者に支払われます。
賠償金に納得がいかない場合は、ADR(裁判外紛争解決手続)か訴訟などを活用して解決することになります。
加害者が自賠責保険しか加入していなかった場合は、上限の3000万円を超えた分は、加害者に請求することになります。

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