支払い金額と等級について

自動車保険は保険料を決める基準として、等級制度を採用しています。等級が高ければ高いほど割引率が増え、低ければ低いほど割引率は下がり、割増となるケースもあります。一般的に一年間事故がなければ一つ上がり、一回の事故に対して三つ下がる仕組みになっています。当然ながら、事故がなければその分保険料が減額になり、事故があれば保険料が増額になります。その他、一つしか下がらない事故の種類なども設けられています。しかしながら、多くの場合保険金の支払い金額と等級制度は関係がありません。関係があるのは保険を使用したか否かであり、金額ではないのです。それでは、金額が関係するのはどのようなケースかというと、10台以上を対象とした自動車を保有している契約者に適用されます。自動車保険は9台までをノンフリート契約といい、10台からをフリート契約といいます。フリート契約では割引率を決める際、損害率を基準に決定します。ノンフリート契約では何回事故があったかが割引率の基準となるのに対し、フリート契約ではいくら保険金を支払ったかが基準となります。極端に言えばフリート契約では100回事故をしたとしても、保険金の合計が1万円であれば割引率は高くなりますが、たった一度の事故でも何千万という保険金を支払うと、保険料は割増になります。

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